フィリピン ベンゲット Kapitako ウオッシュ【ポスト便】
スペインの統治時代からコーヒー栽培の歴史があるフィリピンは、首都マニラのルソン島の北部コーディリエラ行政地区の各州にアラビカ種の生産地域が広がり、小規模農家が伝統的製法でコーヒーを精選・乾燥し主に水洗式で仕上げています。
このロットのコロス村ではブルボン種・K7・カティモールが主に栽培され、苗場を登録申請し苗木の販売を始めようとしていて徐々に品質は上がってきています。
浅煎りでスッキリと柔らかい口当たりとナッツ系の香り、黒糖のような甘味やアップル系の酸味、中煎りほどでバランスよく深煎りでも黒糖などの甘さとビター感があります。
ご指定のない場合いはおススめの“やや中煎り”で焙煎いたしますが焙煎度は選択可能です。
アイス等でご利用の際は、焙煎度をひとつあげるといいかもしれません。
※表示金額は100g1袋分の価格(税込)です。追加オプションでお得にご購入頂けます。
100g1袋、100g2袋、200g1袋、200g2袋で、豆の状態等ご希望に応じてご選択頂けます!
100g1袋で約6～10杯分、200g1袋で約13～20杯分です。
商品はクリックポストで発送し当店負担で国内無償です。
※到着日とお時間の指定はできませんので予めご了承ください。
陸路で伺えるお届け先は発送日より概ね2～3日後に到着しています。
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フィリピンのコーヒー栽培の歴史は長くスペインに占領されていた頃に導入されました。
マニラがあるルソン島北部コーディリエラ行政地区の各州にアラビカ種の生産地域が広がり、小規模農家が伝統的製法でコーヒーを精選・乾燥し、主に水洗式で仕上げています。
数多くの品種が点在し、特にコロス村ではブルボン種（イエロー、オレンジ、レッド）、K7、カティモールが主に栽培されており、葉のサンプルをワールドコーヒーリサーチに送り、DNA鑑定をして判明しています。
昨今このコロス村では苗場を行政に登録申請し、苗木の販売を始めようとしており毎年品質は上がり、酸の明るさに向上が見られます。
香味もナッティやアップルやキウイのようなフルーツ感も感じるようになりました。
フィリピンではコーヒー栽培は副収入程度の生産量で農家の主な収入源は、ハヤトウリの栽培・販売です。
ハヤトウリは山の斜面にワイヤーを張り巡らし蔦を絡ませて直射日光を当てて栽培します。しかし自分たちの山を伐採し開けた土地にすることになり、それは山の保水力をなくし自分たちの村に水を供給することを困難にする要因になります。
また、木をなくすことにより森林の根っこで支えられていた地盤が緩み土砂崩れが起きやすくなります。
現地NGO「コーディリエラ・グリーン・ネットワーク」は、農家に植林を促すとともにその植えた木の下でも育つコーヒーを導入しハヤトウリに変わる収入源へと変えていこうとしています。
長年フィリピンのベンゲット州に住み、コーディリエラ地域（ベンゲット州を含む山岳地帯）で農家に環境教育を行なってきた反町真理子さんは、現在コーディリエラ・グリーン・ネットワークというNGOでコーヒープロジェクトを立ち上げどの組織よりも植林を行なっています。
産地：ベンゲット州 トゥブライ コロス村
精製：ウォッシュ
標高：1,400～1,600m
品種：ブルボン カティモール等
生産者：コロス村の小規模農家20名
乾燥：唐箕ザル 一部アフリカンベッド
認証：なし
栽培：栽培期間中 化学肥料農薬不使用
